ギリシャリクガメベビー(生後0ヶ月〜1歳)の育て方

ギリシャリクガメベビー 【カメさん】
どっくん生後3ヶ月

 今回は、我が家のギリシャリクガメ「どっくん」を飼育してきた経験から、ベビーの間に注意すべきことをお伝えしていきます!

結論:安心できるおうち・バランスのいい食事・日光浴が大切

安心できるおうち

 お迎えした時は、初めての環境に慣れてもらうことが優先です。安全な場所だと覚えてもらうことで、エサを食べてくれるようになります。(お迎え初日から爆食いする子もいるようですが…笑)

静かで、明るい場所と暗い場所がカメの意思で移動できるようにしてあげましょう。明るい場所は、バスキングライトで照らしてあげるといいでしょう。暗い場所は、カメの体が完全に隠れるくらいのフードを設置してあげましょう。我が家では、最初のうちはダイソーの壁掛け植木鉢を使用していました。
他にも、レンガを積んでトンネルにしたり、段ボールで簡易的にフードを作ってもいいかもしれませんね。

ダイソー 壁掛け植木鉢

バランスのいい食事

 バランスのいい食事は、どのペットに関しても言えますが、リクガメは犬や猫のようなペットフードばかり与えるのはあまり良くありません。基本的に、リクガメは草食ですから、植物メインの食事が望ましいです。

 ただ、人工飼料も食いつきが良く、栄養も効率よく摂れるものがあるので、植物と人工飼料を併用するのがいいと思います。

野菜

リクガメに与える野菜としては以下のものが一般的です。

  • コマツナ
  • レタス
  • チンゲンサイ
  • モロヘイヤ  etc…

 ほうれん草やきゃべつは、甲羅の成長を妨げる原因にもなるため、あげるとしても少量にしましょう。また、ネギやニラなども刺激物となるのであげないようにしましょう。

人工飼料

 人工飼料もペットショップやホームセンターでたくさんの種類が販売されています。我が家では、「mazuri」のリクガメフードを与えています。この商品は、動物園でも使用されていおり、栄養面でも嗜好性の面でも信頼できます。ただ、少量販売がされておらず、ネットで小分けしてくれているものを購入するのが無難です。

 うちの子は、上記で挙げた野菜とmazuriだけで大きくなりました。現在、4歳ですが病気になったことはありません。

我が家のギリシャリクガメ
我が家のどっくん(4歳)

また、体重測定を最低週1回は行いましょう。ベビーは基本的には成長し、体重は右肩上がりのはずです。そのため、体重が減っているということは、なんらかの体調不良であることが考えられます。リクガメの体調不良を早期発見するために体重は常に記録しておきましょう。

補足

 栄養が偏りそうな場合は、ふりかけタイプのビタミン剤やカルシウム剤が販売されているので、そちらを利用するのもいいかと思います。

 また、野菜以外にも道端に生えているたんぽぽなんかも食いつきがいいです。しかし、道端に生えているということは、猫の糞尿がかかっている可能性もあるので、よく洗って与えることをおすすめします。野草ならなんでもいいというわけではないため、よく調べてから与えてください。

日光浴

 リクガメは、紫外線を浴びることで、体内でビタミンDを生成しています。日光浴不足は、甲羅の成長不良などを引き起こしてしまいます。また、体温を上げ、代謝を上げることで消化吸収を促進させます。

日光浴は、実際の日光が望ましいですが、ガラス越しでもしないよりマシなので、窓際で日光浴をさせてあげましょう。それでも難しい場合は、バスキングライトと紫外線ライトを併用しましょう。ワット数はベビーの間や、小型のリクガメの場合は50Wで十分です。あまりワット数が高いとケージ内に熱がこもりすぎて、脱水症状を引き起こしてしまいます。

まとめ

  • 安心できるおうちづくり
    リクガメが安心して暮らせる(静かな場所・日陰)環境を作りましょう!
  • バランスのいい食事
    野菜と人工飼料を併用して、バランスの良い食事を心がけましょう!
    場合によっては、単価剤を使用するのもあり。
    体重測定を最低週1回は行う
  • 日光浴
    理想は、実際の日光>窓越し>ライト
    基本的にはカメの自由にさせてあげること。あまりにも浴びてないと感じた時は10~30分
    程度強制的に日光浴させましょう。

全ては、我が子のために!
我が家は甘々なので、脱走しそうだったら気が済むまで外(ベランダ)に放してます。ご飯も食べるだけあげます。だってかわいいんだもん。

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