クサガメの飼い方(生後0ヶ月~1年)

クサガメベビー脱走 【カメさん】
クサガメベビーの脱走

 はじめまして、今回はクサガメベビーの飼い方や注意点などを、実際に飼育してきた経験をもとにお伝えできたらいいなと思っています!手の抜き方や必ずやるべきこともお伝えします。

結論:ベビーの時は、エサやりと温度管理だけしてればいい

エサやり

クサガメは、たった1年でも急成長します。

我が家のクサガメ 生後数週間
クサガメ 1年
我が家のクサガメ 約1年後

このとおり、500円玉程度だったのが、手のひらサイズにまで大きくなります。

 ベビーのうちはエサを食べるだけ与えてもいいといいますが、食べたら必ず日光浴と睡眠を摂らせてあげましょう。食べた物をエネルギーに変換して、体力の向上や体の成長を促します。
 また、主食は人工飼料でも大丈夫ですが、食いつきが悪い時はエビやミミズなどを小さくちぎって与えてみましょう。それでも食べない場合は、水温が低いか日光浴不足が考えられます。

温度管理

 ベビーの飼育で大切なことは、温度管理です。ベビーは体力がなく、特に冬に食欲が落ちて食べなくなるため、冬は必ず水中ヒーターを使用して、エサを与えましょう。間違っても、冬眠させたりしないでください。高確率で死に至ります。

 水中ヒーターは、使用している水槽の容量で変わるので適切なものを使用してください。パッケージに〜〇〇Lなど書いてあると思います。また、水中ヒーターは、1年に1回交換するのが望ましいです(どの道水槽はどんどん大きくなるので笑)。

 陸上の温度管理は、バスキングライト(熱と光)とUVライト(紫外線)を併用してください。これを怠ると、カメの甲羅が奇形になったり、体調を崩してしまいます。これらは、多頭飼でなければ特に種類は選びません。紫外線の強さは陸からの高さで調整すればいいいです。

可能であれば:毎日、少なくとも毎週は体重測定

 ベビーは最も体調を崩しやすい時期です。しかし、体が小さいため、病気のサインがわかりづらいです。そのため、病気のサインにいち早く気づくために体重の記録をとっておきましょう。健康なベビーであれば、多少の増減はあれど、右肩上がりで体重は増加していくはずです。

体重測定のやり方

 体重測定は、人間と同じで、毎日同じ時間に測るのが望ましいです。例えば、食前や朝起きた時などでしょうか。食事や便によって、体重は変化するため、可能な限り同じタイミングに体重を測るようにしましょう。また、体重計は整数まで測れたら十分なので、100均のはかりで大丈夫です。

最後に

今回は、クサガメベビーの飼い方をご紹介しました。本来カメは丈夫な生き物なので、適切な管理をしていれば、まず死んでしまうことはないでしょう。ただ、カメの強さに甘えて必要な管理を怠ることはしないでください。必要ないと思った管理については、理論的に説明ができることだけ省いてください。

あなたとあなたのクサガメが幸せに長生きできますようにお祈りしております!

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